リフコト日記を書いてみる。

これは、あたしのしょうもない思い出の連なり

ミステリーツアー

 

 10月最終記事は、日記として相応しい出来事があったのでそれを書こうと思う。

 

 ある日、N県からはるばる東京の実家に帰ってきた友達(便宜上Yとする)とお茶をしていると、「どっか遠くの方行く?交通費とか全部出すから」と言ってきた。貧乏人ワイ、大喜びでついて行った。完全にデートじゃないか。

 

 

 

 実を言うと、Yとあたしは妹繋がりで知り合って、通話でしか話したことは無かったんだよ。実際に会うのはこの日が初めてだった。

 

 初対面の人と突如遠くまで出かけられる行動力と財力凄いな。ATMかな?(失礼)

 

 自然と触れたいとあたしが言って、山の方に行く事になり、中央本線の大月まで電車に乗った。山梨県方面まで電車に乗るのは、遠足以来又は人生初の事だと思う。トンネルが多くて、耳が詰まる詰まる。

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 この日はよく晴れていて、寒かったが日差しは暖かかった。富士山を撮るには絶好のチャンスである。

 レンタカーを借りて、Yの運転で絶景スポットへ向かった。あたしにとってはどこに行くのか分からないミステリーツアーだな。Yは久々の関東地方で興奮しているようだった。

 

 

 

 

1.本栖湖

 Yによれば、千円札の裏に描かれている富士山は本栖湖から見える景色らしい。車やツーリングのバイクが何台も止まっており、中々良いアングルで写真を撮れなかった。

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 嗚呼これぞ霊峰である。(登ってないけど)マスクを外して、冷たく澄んだ空気を吸い込むと、気持ちが良い。日本って感じー!!なんだか、窮屈な毎日を過ごしてきた心が癒されたような気がしたよ。ありがとう富士山とここまで連れてくれた友人。

 

 

 さて、朝ごはんから結構時間が経っていたので、あたしたちはちょっと遅めの昼ごはんを摂ることにした。やっぱり山梨県で食事といえば…

 

2.ほうとう

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 寒い日にはぴったりなほうとう鍋!!もちもちした麺に、優しい味のスープ、ホクホクのカボチャ。ダブル炭水化物みたいなセットだったが、肉は入っていないので実質ゼロカロリーである。Yは牛肉が入ってるのを頼んでいた。

 人の金でこんな美味しいものを食べているから、ちょっと申し訳ないかも(大嘘)。

 

 

 

 体を温めたらまた出発だ!日没時間が17時頃というので、駐車場が激混み状態の河口湖へ行くことに。夕日に当たる富士山が見られるかもしれないと思ってね。

 

3.河口湖

 山梨県富士五湖で一番人を集めるのは河口湖だよ!外国人観光客も結構居た。

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 ここで、あたしは史上最高の"映え"写真を撮ることに成功した。フィルターを多少いじっているが、それがこちらである。

 

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 コキアと呼ばれる草?木?が紅葉していて、空の青と地の赤のバランスが鮮やかだった。

 やはり山梨、夕方になると10℃前後に気温が下がってくる。この写真を撮ってお土産を購入した後、一気に暗くなった。山だからやっぱり星は綺麗だった。夜景が見られるところにも行こうとしたけど、工事中で無駄足だったな。仕方ないね。

 なんとか高い所に上って上りまくって、Yが夜景カメラで撮影した写真で富士を締めくくろう。

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 帰りは特急を使ってあっという間に地元に到着した。星が沢山あったはずの空は、すっかり都会の明るさに消えてしまった。

 

 お茶をしている時に遠出を断っていたら、見られなかった景色。そもそも友達と会う予定を立てていなければ一日中家に居たはずだ。だとしたら、やっぱり人生は選択肢の連続なんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 閲覧ありがとうございました。貯金はちゃんとしよう…