リフコト日記を書いてみる。

これは、あたしのしょうもない思い出の連なり

嫌いになれない

 6月の記事。重苦しい話になるけど、それでも良いって人はこのままスクロールしてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、今更言うのもなんだがあたしは重度のあがり症である。別名社交不安障害とも言われているが、あたしは診断を受けていないのでそうとは断定できない。緊張?そんなの誰にだってあるだろ!って言われるけれど、周りがどうしてあんなに自然なのか疑ってしまうくらいには、ずるいと思ってしまうくらいには、深刻な性格である。

 

 これまでユクワート、20数年間この身体で生きてきてずっと悩んできたことは「精神面の不安」である。

 この特徴は数人の前のスピーチから就職面接など、よく知らない人間と対峙する機会が多ければ多いほど出てきてしまう。あたしは自分の番が近づくと、失敗しないようにひたすらカンペや作ってきた文章を小声で読んで練習する。それでも噛んで失敗する。大勢の前で立とうものなら足が痙攣する。水をたくさん飲んでいるのに、神経の働きで口中の水分は空っぽになっていく。

 最近導入されたオンライン面接でさえも、カメラから目線をあさっての方向に向けるし、体は揺れる、表情は硬くなっていく………。

 

 正直、地獄。他人より劣っている自分を隠すためにしている無意識の行動が、さらに自分を劣らせる。その様子を見ている他人を見るのですら恥ずかしい。笑われて馬鹿にしてくるんだ、って被害妄想の観念がいつまでも抜けないのである。大好きなカラオケだって今でも友達の前では歌えない。

 あたしはこの苦手を克服する為に挑戦はしている。学校には色々あっても、不登校にはならずにちゃんと行けてる。スーパーマーケットのアルバイトだって、接客態度でクレームが入ることはほとんどない。

 

 あたしの友達ができない理由は、選考に通らない理由は、すべて自分の能力不足のせいなのかな。これまで限界を迎えそうになっても正常を保てていたのは、なぜだろう。いや、もはやずっと前から壊れていて、異常に気付かないのか。

 とにかくだ、あたしは週の半分くらい自分の不甲斐なさに気分を落ち込ませていた。誰かにこの気持ちがわかってたまるか。慰めてほしいわけじゃない、ただこんな惨めな思いを繰り返す毎日にさらに不安になってきているから、改善策を探さなければ。いわゆるうつ状態に陥ってしまい、普段できていたことさえも不安にさいなまれてしまいそうである。自分を助けられるのは、いつだって自分の行動でしかない。

 

 そこで、食べることが大好きなあたしが食事がおいしいと感じられなくなったら、病院に行くつもりである。こんな理不尽な世の中だけど、まだ希望は目の前に!自分が嫌いになることが多いけど、やっぱり悪くないと思える日が来ると信じて乗り越えよう。

 

 

 

 

 閲覧ありがとうございました。