(人によっては悲しいお話かもしれないので、読みたい人はスクロールで)
まだまだスクロールしてね。
1月13日の朝、ユクワート家で16年間を共にした大切な猫を亡くした。ロシアンブルーのメスで、あたしたちは腎臓病の治療をしていた。死の直前、毒が回ったのか老衰だったのか、口呼吸をしていて、もう何をしても駄目だと悟った瞬間だった。みんながみんな、泣き叫んだ。
亡骸を最後に抱いた時。まだ温かかったのに、魂が抜けてだらんとしていた。抱っこ嫌いなのにもう、猫パンチも唸りもしなかった。
皮下点滴と1日8回のミルクやり。頑張ったのになぁ…。今はもう1匹のロシアンブルーが居るからギリギリ心が安定してきているけど、家はまるでパズルのピースが無くなったみたいに寂しさを漂わせていた。
ついこの間まであたしの布団の上で寝ていたかと思ったら病気になって、あっという間だった。
遺体の処理は自治体に任せた。もうあの子は骨になって、他の亡くなったペットたちと共に見晴らしの良い場所で眠っているのか、それとも…。
可愛い猫はいっぱい居るけれど、あたしたちのかけがえの無い家族は、世界中のどこを探したって居ないのである。きっと幸せに逝けたよね?
閲覧ありがとうございました。